管理人です。
東京に、もし地震や災害が起こったらどうなるでしょうか・・・
でも、いつ起きてもおかしくないのです。
危険な地域
東京は、山手線の東側に災害危険区域が集中しています。
その中でも特に、災害時に危険なのが墨田区です。墨田区に住んでいる方はいつ何が起きるかわからないので、しっかり準備しておく必要があります。
両側が川で地盤が弱いですし、橋が崩壊したら逃げることができなくなります。
さらに高齢の方が多く、古くからの木造住宅が多いです。避難危険度・火災危険度・倒壊危険度のすべての条件が悪いです。
同じエリアでは、関東大震災の時に4万人以上が亡くなっているのです。
足立区・荒川区は、地震が起きたとき建物の倒壊や火災の発生率が、とても高いエリアと言われています。
神奈川県の川崎区も、京浜工業地帯が広がっているので、地震がきて火災が起こるとかなり危険な地域です。
あと横浜は、住宅街と急斜面が隣接しているので、土砂災害が起きると最も危険な地域です。
安全な地域
東京の中でも板橋区は地盤が安定しているため、建物の倒壊や火災が少ないエリアとなっています。
東京都内では、特に地震に強いエリアと言えます。
さらに練馬区も地盤が強く、比較的安全なエリアのようです。
住宅街は家が密集しているので、火事が発生しやすいと思われているようですが、他の地域に比べて建物の間にはゆとりをもたせてあります。
ですので、火災が起きにくいのです。
もし直下型地震が発生したら
東京にもし直下型地震が発生したら、まず建物が崩壊します。
さらに高層ビル・マンションが多い都会では、エレベーターが停まりたくさんの人が、何日も閉じ込められてしまいます。
もしエレベーターに閉じ込められたら、
①窒息する心配はないので、慌てず冷静に。
②無理に逃げよとしないで、インターホンや携帯電話で外部と連絡をとってみる。
③停電してしまっても、非常用のバッテリーが作動するので、エレベーター内が真っ暗になることはない。
これらの事を、覚えておいて下さい。
さらに電車が脱線してしまい、何十万人もの被害者も出る可能性があります。
帰宅困難者は約400万人以上になるとも言われていて、自宅に帰る手段にバスを使うと、最大6日かかる計算が出ています。
その他の被害
地震後の火災でとてもこわいのが、火災旋風です。
広範囲の火災や山火事に伴い、炎を伴う旋風が発生してさらに大きな被害をもたらす現象のことです。
旋風の温度は、1000度を超えると言われています。
さらに、余震の発生や大量の雨による二次災害の発生・繁華街等での治安の悪化・金利や株価の変動による経済活動への影響などもあります。
地震や災害に備えて、消火器の準備や家の中の家具の固定、長期インフラ停止に備えておく、自分の住む地域のリスクを把握しておく必要があります。
自分や家族に何が必要なのか、よく考えて準備をしておきましょう。